■「燕岳 (北ア)」(個人山行)夜行バス
● 2021年 7月24日(夜行バス)~26日(月)
● 交 通: <往>夜行バス(竹橋発 毎日あるぺん号)
<復>中央本線 大糸線 穂高駅⇒松本駅(特急あずさ)
● 天 気: 25日、26日共に晴れ
● 歩 程: 6時間30分 距離:10.0Km 歩数 22,000歩
● コースタイム:(*シニアのコースタイムで若い人の参考にはなりません。)
24日(土) 竹橋出発23:00 ⇒<夜行バス>⇒ 翌朝6:00着 中房温泉登山口
25日(日) 出発6:20 中房温泉登山口→7:00 第1ベンチ→7:40 第2ベンチ→ 8:30 第3ベンチ→9:15 富士見ベンチ→10:20 合戦小屋(名物のスイカを賞味)→11:15 合戦山→12:10 燕山荘(休憩昼食)13:20→13:25 いるか岩→13:45めがね岩→ 13:53 燕岳→14:24 めがね岩→14:43 いるか岩→14:55 燕山荘(泊)
(翌26日は「大天井岳」~「常念岳」に登り、「常念小屋」に泊まる予定でしたが、スマホの天気予報によれば「台風8号」が関東に向かっていて、台風の進路によっては27日(月)の下山は天気が荒れる危険性があるとのことです。
そこで、急遽安全第一を優先して明日は朝一で「大天井岳」へのルートの途中まで行って引き返し、前日に登ったルートを下山することになりました。「常念岳」は次回におあずけです。(;_;))
26日(月) 出発5:50 燕山荘→ 6:25 蛙岩→ 6:57 大下りの頭 (ここで引き返す)→ 7:17 蛙岩→ 7:50 燕山荘(下山開始) 8:20 → 8:50 合戦山→ 9:05 合戦小屋→9:40 富士見ベンチ→10:10 第3ベンチ→10:40第2ベンチ→11:07 第1ベンチ→ 11:50 中房温泉登山口
<25日【行動時間 8:35 距離:7.4Km 歩数:16,000歩】>
<26日【行動時間 6:00 距離:8.7Km 歩数:22,000歩】>
(中房温泉で入浴:食事 ⇒ 路線バス⇒「穂高駅」⇒「松本駅」⇒<特急あずさ>⇒「新宿駅」)
「東京ハイ」では7月12日から、コロナ感染防止策として始まった「緊急事態宣言期間中」は会としての山行を中止しています。
そんな中で、東ハイの山行仲間7人で個人山行と称して、山小屋2泊の「燕岳」~「大天井(おてんしょう)岳」、 「常念岳」を縦走する計画を立てました。
そして、東京オリンピックの開催式翌日の24日(土)の深夜23時に竹橋の毎日新聞社前を出発する深夜バス(毎日あるぺん号) に乗って、燕岳登山口の「中房温泉」に向かいました。
「中房温泉登山口」からの登りは確かに急でしたが、前回の「甲武信岳」の泊り山行の時よりもリュックの中身を軽くしたことと、途中に第一ベンチから第三ベンチ、更には「富士見ベンチ」と一定の間隔で休憩ベンチがあったこと、そして、ちょうど真ん中あたりにある「合戦小屋」で名物のスイカを食べたりしながらの山行で苦しい中でも楽しさもある山行になりました。
ちょうど、お昼に「燕山荘」に到着しましたが、燕山荘手前の尾根に辿り着いた瞬間に広がる壮大な北アルプスの大パノラマは感動モノでした。
大きな谷を挟んで、左は槍ヶ岳から正面に三俣蓮華岳が広がり、裏銀座の野口五郎岳までの壮大な眺めです。
今まで登った山行の中で一番感動した眺望の一つです。
「三俣蓮華岳」方面。(左上の「槍」に少し雲がかかっています。)
「野口五郎岳」方面
お昼を食べた後、リュックを宿に置いて、「燕岳」山頂を往復しながら、北アルプス表銀座から裏銀座の尾根を眺める眺望を堪能しました。天気にも恵まれて本当によかったです。
ところが、宿に戻ってスマホで天候を確認すると、「台風8号」が来ているとの情報がでてて、関東の北側に抜けそうですが、西寄りのルートを通った場合に下山予定日の27日に天候が荒れる可能が出てきました。
そこで、みんなで集まって話し合った結果、やはり、シニアの登山は「安全第一」ということで、翌日、登って来たルートを下山することにしました。
ただ、時間に余裕があったので、翌朝は朝一で「大天井岳」へのルートの途中まで行き、途中で引き返すことにしました。
「燕岳」から「大天井岳」を通って、「常念岳」へ至る「表銀座縦走ルート」は次回のお楽しみとなりました。(残念というべきか?次回の楽しみが増えたというべきか?(笑))
ところで、「燕山荘」の食事は登山者の間で有名なようで、東京ハイに入る前にモンベルの山行で「赤岳」と「阿弥陀岳」に登った時に、若い女性の参加者が「燕山荘」の食事はホテル並みでステーキが出たりするので、是非一度行ってみた方がいいと言っていたを思い出しました。
今回、行ってみて確かに食事はホテル並みかどうかは別として、山小屋にしては相当凝っていました。小屋全体もきれいに手入れがされていて、特にトイレはピカピカでホテル並みでした。(笑)
食後にオーナーが色々な山の話をしてくれましたが、やはりオーナーのおもてなしの思いが食事やトイレに出ているのだと思いました。
こんな立派な山小屋があるので、今回お預けになった「表銀座縦走コース」は是非、元気なうちに再チャレンジしたいと思っています。
【今回のコース図】(ヤマレコより)
(このブログは10月に入ってアップしました。東京は7月に入って、コロナ感染症の第5波が蔓延し、東京都の緊急事態宣言が7月12日~9月30日まで発出されていました。その間の東京ハイキングの山行は全て取りやめになって、ブログを急いで更新する必要がなくなったこと、この期間に「東京ハイキング」創立以来の会報をPDFにデジタル化する作業を頼まれて、7月16日~9月30日までの2ヶ月半、この作業に没頭したためにブログの更新が遅れてしまいました。
因みに今回、PDFにデジタル化した会報は昭和48年(1973年)~平成22年(2010年)までの38年分で、約1,400ページありました。この会報の内容につきましては、時間を見て別途、ブログに書いてみたいと思います。)
「東ハイ会報バックナンバー」はこちら
《以下は一緒に行った仲間が作ってくれた「燕岳山行記」です。》