■ 初めての上海出張 〔JEPIA視察&工場訪問〕(1/6)

 「★ 業界団体の視察で上海を訪問」(その後、鎮江・北京へ)


 2002年に入ってすぐに、上海地域でも高周波コネクタの委託生産、輸入の取引が始まりました。

 そして、2002年12月に業界団体(JEPIA)の上海視察に参加し、初めて上海を訪問しました。
 (JEPIAの会長である伯東㈱の高山会長(当時)が団長を勤めていました。)

 上海では現地業界団体や商工会との会合や交歓会、そして、中国で始めてのICファンドリー工場であるSMICの視察などが続きました。

 それらの視察団の日程が終わった後で、当時既に取り引きが始まっていた、我が社の取引先の工場を廻りました。

 その工場は上海近郊といっても上海から約250Km離れた南京の手前の鎮江市という町にあります。
 上海を夕方8時過ぎに出発し、マイクロバスで取りあえずの宿泊地の揚州 (上海から約290Km)に向かいました。

 その時、ビックリしたのは高速道路のドライブインで宴会をしたことです。(確か太湖のほとりにあるドライブインでした。)

 ちょっと、日本では考えられませんが、高速道路のドライブインにそれなりに立派なレストランがあり、お酒も飲めます。

 たまたま迎えに来た現地メーカーの担当の営業部長が酒飲みで、ビールと紹興酒を2時間以上飲み続け、揚州のホテルについた時は午前2時でした。

 ようやくホテルに着いて、部屋の窓を開けて、外の景色を見渡すとホテルの裏に工場地帯が延々と広がっていたことを今でも鮮明に覚えています。

 


(おわり)
 
(「飲茶の「富春茶社」で歓待!〔揚州で1泊〕(2)」へ続く)