■ 揚子江をフェリーで渡る 〔揚州⇒鎮江へ〕(3/6)

(「飲茶の「富春茶社」で歓待!〔揚州で1泊〕(2)」からの続き)

 「★ 揚子江を渡って、鎮江市のコネクタ工場へ」

 揚州から最初の視察先である電線工場向かいました。

 電線工場では主にLANケーブルなどの比較的細いビニール線を中心に生産していました。

 工場は広く、設備も新しく中国工場とは思えないほどきれいに整頓されていました。
 将来の拡張に備えて、工場の隣にもう一棟、工場の建屋がたっていて、これから設備を入れ需要の増加に応えるとの説明でした。

     

   中国では若い経営者が多く、大体30代、40代前半の社長が多かったです。ここの社長も若く、元は高校の数学の教師だったそうです。

 電線工場視察の後、揚子江のほとりに到着し、フェリーで揚子江を渡りました。

 初めて見る揚子江(長江)は砂色に濁って、まるで雨上がりの濁流のようでした。
 現地の人に聞くと、上流の土砂が流れてくるので、年中濁っているとのこと。
 (中国の内陸部は砂漠が多く、黄砂の河川版のもののようですね。)

 フェリーはかなり激しい流れに逆らって、30分弱で対岸の鎮江市に着きました。

 揚州は上海から約300Km位上流なのに川幅は数キロあり、対岸が何とか見える距離です。
 (現在は上海から揚州の間に10本以上の橋がかかっており、フェリーはほとんどなくなったようです。)

                     
              (当時の工事中の橋)     (完成した
鎮江大橋

 そこから、車で1時間程走って鎮江市内のホテルに着きました。
           
 (「RFコネクタ工場を視察(鎮江)」(4)へ続く)