■ 「雲取山」奥多摩駅バス 〔1日目〕(雲取山荘 泊)

「★ 東京の最高峰、雲取山に登る!」
  

 今日は3連休の中日ですが、台風11号が通りすぎたので、以前から登りたいと思っていた、「雲取山」(標高 2,017m)に登ることにしました。
雲取山は東京都で一番高い山として人気があります。)

<今回のコースタイム>〔1日目〕
(往 路) 新宿6:46(11番線)→<ホリデー快速おくたま1号> → 8:21 奥多摩駅 → 8:35<丹波行きバス>→9:09鴨沢バス停
 
 (コース)  9:25 鴨沢登山口[540m〕スタート → 11:40堂所 → 12:20七ツ石山小屋〔昼食〕12:40 → 13:00 七ッ石山山頂 → 13:20ブナ坂→ 14:15 ヘリポート → 14:20奥多摩小屋 → 15:00雲取山頂〔2,017m〕15:30→15:45雲取山荘 ゴール
       〔所要時間 6:20〕

 今年は6月の初めまでは同級会の幹事の仕事に追われて、山に登れないうちに梅雨に入ってしまって、中々山に登る機会がありませんでした。

 今回、台風が連休の前半に通過しそうなので、チャンスと思い数日前に山小屋を予約しました。

 今日は久しぶりに6時過ぎに家を出て、新宿駅から<ホリデー快速奥多摩1号>「奥多摩駅」に向かいました。

 奥多摩駅から「丹波(タバ)行き」のバスに乗りますが、今日は連休の谷間で混んでいて、3台も臨時便がでました。
 ほとんどの客が「雲取山」へ登るようで、奥多摩湖を過ぎた「鴨沢」登山口で大半の登山者が降りました。

 先ずは「アミノバイタル プロ」の粉末を飲んでスタミナ切れに備えてから、「かもさわ登山口」を登り始めました。(笑)
 そして、登り尾根の林道を通って一気に「七ッ石小屋」まで登りました。
 ここで給水です。


 「七ッ石小屋」で休憩をしたあと、「七ッ石山頂」まで登り一休みしたところ、小雨が降ってきて気の早い人は雨具を着始めました。

 私はブナ坂の辺りまでは雨具を着ないで行きましたが、少し雨がひどくなってきたので、上だけレインウエアを着ました。
 もちろん、ザックにもレインカバーを被せました。


 そしてし、しばらく登って行くと雨もやみ「ペリポート」のところで雨具を脱ぎました。雨具を着ていたのは、30分程度かな?

 夏は蒸し暑いので雨具はなるべく着たくないですね。(^^;)

 ヘリポートから「奥多摩小屋」を過ぎて、山頂を目指します。

 山頂まではもう、少しと言った感じですが、正面の急坂を登り切って暫く行くとまた、目の前に急勾配が出現して中々、山頂に着きません。

 時計の高度計を見てもまだ、1,800mを越えたところです。

 確か、「雲取山」の標高は2,000mちょっとですから、高度計を唐沢の出発時に合わせ忘れたのでかなりの誤差が出ているのかな? っと思いながら歩きました。
(山頂に着い確認すると、1,930mだったので約90m近い誤差がありました。セイコーの安い登山時計で気圧で計っているようなので結構狂います。高度がわかっている地点で時々補正すればいいのですが、ついつい、忘れます。(~_~;))

 そして、ようやく山頂の脇の「雲取山避難小屋」が見えてきました。

 但し、その前に最後の登りが待っています。

 

 何とか頑張って、避難小屋の脇の頂上にたどり着くことが出来ました。 

 山頂ではニホンカモシカが待っていてくれました。

 人間に慣れているようで、登山客の数メートル先でずっと同じ場所の草をむしるように食べています。
 ただ、やはり野生なので辺りを警戒して、目は下の食べ物では無く回りの人を見ながら食べています。

 そこで、写真を撮ったりしながら30分ほど休憩をして景色を楽しみました。
 その間、カモシカはずっと同じ場所で何かを食べています。よほど好物がそこにあるようです。

 

 

 しばらく休んだ後、避難小屋の脇を右側に進んで今日の宿泊先の雲取山荘を目指しました。

 すると、少し進んだところに「雲取山 山頂」の看板ががありました。
 こちらが本物の山頂のようです。(^^ゞ

 ただ、見晴らしは先程の避難小屋の脇の山頂の方が断然よかったです。

 

 

 そこから急な坂道を20分程下ると「雲取山荘」です。

 雲取山荘では口うるさいことで有名な小屋番が受付をしていました。
 (ネットで調べると「片岡」とかいうバイトとのことですが、オーナーのような態度で登山客を監視しています。)(~_~;)

   

 部屋は8畳に6人の相部屋です。

 3人は顔に見覚えがあります。同じ「鴨沢口」から登って、抜きつ抜かれつして来た人達です。
 もう、2人は「お祭り」バス停から「三条の湯」を通って登って来た人達です。

 「お祭り」コースの最初は林道が延々と続き、全体になだらかで体力的には楽なようです。
 時間も鴨沢口より多少余計にかかる程度でそんなに違わないようです。

 今後、機会があれば是非、一度「お祭り」コースも登ってみたいと思います。

 6時からの夕食の後、1本だけ缶ビールを呑みながら隣の70才前というロードバイクが趣味の先輩と世間話をしながら9時頃に寝つきました。

 途中で何回か目が覚めましたが、起き上がることも無く4時頃まで熟睡しました。
 (普段は年を重ねるごとに睡眠も短くなり、3~4時間で目が覚めるのですが・・・。)

    (「雲取山(2日目)」へ続く)