■ 「雲取山」奥多摩駅バス 〔2日目〕(雲取山荘 泊)

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★「雲取山荘から奥多摩駅まで!」(2日目)

  (「雲取山(1日目)〔雲取山荘1泊〕」からの続き)


<今回のコースタイム>
(2日目) 
    雲取山荘 出発 5:40 → 7:00 奥多摩小屋 → 7:15 ブナ坂 → 7:30 七ッ石山頂 → 7:40 七ッ石分岐 → 8:55 鷹ノ巣避難小屋 → 9:50 水根山→ 10:50 六ッ石山分岐 → 11:40 三ノ木戸山分岐 → 12:00〔昼食〕12:30→ 13:10 稲荷神社 →13:40 奥多摩駅ゴール  〔所要時間 8:00〕
            【2日合計 14時間20分】

 今朝は4時頃に起きて、朝のすがすがしい空気を吸いながら、冷たい沢水を引いたパイプから流れ出る水で顔を洗いました。

 4時半からの朝食を食べたあと、日の出の写真に撮ったりしながら出発の準備をしました。


 

 そして、5時40分に下山を開始しました。

 今日の予定は「七ッ石山」の先を左側に沿って、「鷹ノ巣山避難小屋」、「六ッ石山」、「石尾根縦走路」を通って「奥多摩駅」に出ます。

 相当な距離です。おそらく、20Km以上で8時間のコースです。

 取り敢えず、「雲取山荘」を出て、左側のテント村の脇を下ってしばらく行くと、「大ダワ」方面のカンバンが出ていました。

 「あれ?」と思って地図で確認すると埼玉側に下りる道でどうやら、反対方向に来たようです。
慌てて引き返しましたが、10分のタイムロスです。(~_~;)

  本当の道は昨日来た道を少し戻ったところに、「七ッ石山方面」への巻き道の分岐があり、そこを左に折れて行くのが正解でした。

 山道でおかしいと思ったら、先ず地図で確認することですね。
(間違った道をあまり先まで行くと、引き返すのが億劫になりますから。)(^^;)


 

  それにしても、昨日は曇っていたので全然気がつきませんでしたが、今日は登山道の右手に、富士山がきれいに見えます。

  「小雲取山」の合流地点まで来ると大分暑くなってきたので、長袖シャツを脱ぎ、水分と「アミノバイタル」でエネルギー補給をして、「七ッ石山」山頂を目指しました。

  途中の「ヘリポート」では小学2~3生と思われる子供たちが、3~4人で元気に相撲を取っていました。
 付き添いの先生か、父兄かわかりませんが大人が1人行司役をやっていました。

 

 

 それにしても、朝の7時に雲取山の中腹(標高1,750m位の所)にいるわけですから、近くの「奥多摩小屋」かテントに泊まったのかな?

 七ッ石山頂で小休止してから、「七ッ石神社」の分岐を直進して、鷹ノ巣山を目指します。

 ここからは、山の中腹に沿った平坦な道が続きますが、距離が長いです。
 これから5時間はひたすら歩かないと奥多摩駅に着きません。

 ただ、朝が早いのでまだ太陽が東側にあり、南西面も日陰で涼しいです。

 一時間ちょっと歩くと、「鷹ノ巣山避難小屋」に着きました。

 ここは水場があるはずですが、辺りを見回すと「水場は200m下る」との標識があります。
 200m下がって、また上がって来るのかと思い躊躇しましたが、地図を見るとこの先、水場はありません。

 すると、水場から登ってくる人がいます。

 七ッ石神社」の分岐で分かれてから初めて人に会いました。
 (このコースで奥多摩駅に向かう人は少ないようで、途中、5~6人の登山者しか会いませんでした。1時間に1人位のタイミングです。)

 結局、200m先まで降りて、湧水をパイプで引いた水飲み場でペットボトルと予備のタンクを満タンにして、「避難小屋」まで戻りました。

 そこで、お菓子でエネルギーを補給してから出発しました。

 それから先は、途中にあるいくつかのポイントに明確な標識が無く、時々、地図のどの地点かわかならくなりました。 (時々分岐路に方向を示す標識がある程度です。このコースは登山者が少ないからかな?)

 歩いた時間で大体の場所を推定しています。
 スマホを取り出して、Googlemapで位置を確認しようとしても、山の中なので地図が出てきません。

 そんなことで、六ッ石山で昼食を取ろうと思っていましたが、どこが六ッ石山わからずに過ぎてしまいました。
 そして、おそらく、「三ノ木戸山」辺りを過ぎたと思われるところで、12時になったので昼食を取りました。

 その間に3組ほどの登山者が抜いて行きました。
 かなり、疲れが溜まってきているようで、段々と足がスムーズに上がらない感じです。

 昼食の後、最後の「アミノバイタル」を飲んで重い腰を上げました。
 (結局、この登山中に「アミノバイタル プロ」の粉末を6本飲みました。(^^ゞ)

 このペースだと奥多摩駅には15時頃まで掛かるかな?(~_~;)

 それから、40分ほど歩くと「稲荷神社」に着き、しばらく行くと舗装道路に出て、先行の2人組の追いつきました。


   「奥多摩駅まではまだ、かなりありますか?」と聞くと「あの辺ですから、もうすぐです。」と指を差して教えてくれました。

 確かにポツポツ民家が現れて、町も眼下に見えます。
 疲れているせいか、それからはの道中はかなり長く感じましたが、実際は30分位「奥多摩駅」に着きました。

 途中、きれいなユリの花が咲いていたり、奥多摩の町のすぐ近くに「熊捕獲ワナ」が仕掛けてあったりしました。
 ようやく、いつもの終着の「奥多摩駅」にたどり着くことが出来ました。


 「ユリの花」          「熊捕獲ワナ」        「奥多摩駅」

 近くの「もえぎの湯」に入ろうかな? とも思いましたが、今回は長丁場で疲れ切ったので、早く帰って明日の出社に備えることにしました。
(会社が出てきたところで、急に現実に引き戻された感じです。)(^^;)

今年の目標は後、八ヶ岳の赤岳です。余裕があれば谷川岳の天神平にも登って見たいと思っています。(^-^)

 (おわり)

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