■ 私の｢中国ビジネス｣のスタート

　「樹脂金型･成型品(深圳)と高周波コネクタ(上海近郊)」でスタート

私の「中国ビジネス」のスタートは1998年10月に設立した最初の会社でのことです。

　当時はインターネットで半導体や電子部品の流通在庫データベースのマッチングビジネスを展開していました。

　そして、2001年の春に大手家電メーカーから「中国深圳でプラスチックの金型・成形品の委託生産先を探して欲しい。」との話があり､｢GOOD MARK社」という香港資本の工場を紹介したところ採用が決まりました。

　そこで、現地の日本語ができるエンジニアを雇って、委託先の工場の中に事務所を構え、現地での決済のために香港にグループ会社を設立してスタートしました。

　その後、2002年に大手電線メーカーの依頼で、上海近郊（といっても南京の手前ですが）での高周波コネクタの委託生産も始まりました。

　なぜ、中国ビジネスがスムーズに立ち上がったか？

　理由は当時の社内外の人脈と、現地の日本語が堪能で優秀、且つ、信頼できる中国人スタッフに恵まれたからです。