そして、翌朝、フェリーで蛇口経由で深圳に入りました。
(今は香港空港から香港の入国手続きをせずにフェリーで直接、中国の蛇口港や福永港に入れます。)
その時の目的は深圳、東莞の台湾系メーカーの工場を視察し、より安くて、品質のよい部品の調達先を探すことでした。
当時、既に現地で取引の始まっていた大手家電メーカーのお客様の要望でしたので、そこの現地の幹部の人達と一緒に回りました。
約 10日間かけて、東莞の方々の台湾系工場を視察しました。
おかげさまで、大型のプラスチック成形メーカーから小さな金属加工品まで幅広い部品メーカーを視察することができました。
東莞は広く、関東一円を一回りしているように感じたものです。
当時、東莞地区には多くの台湾系の工場が進出し始めた頃で、どこも日系の大手企業との取引を望んでいましたので、たいへん歓待され夜は毎晩ように接待を受けました。(^^;)